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【不動産売却時】不動産会社の選定
不動産を売却する時に、
「どの不動産業者に依頼すればいいのかわからない!!」
という方もいらっしゃると思います。
それもそのはず、一般的に不動産を売却することは
一生のうちに何度も経験することではありません。
ここで、どんな不動産業者に依頼すればいいのか、
チェックするポイントなどをまとめてみました。
メール、電話、会った時の対応について
考えても行動に移さなくては始まりません。
メール、電話、実際に店舗を訪れてみるなどして
その不動産業者の対応を確認しましょう。
メールであれば、
問い合わせ内容を何日も放置しているような会社はオススメできません。
出張などで会社のメールを確認できないこともあると考えれられますが、
遅くても2~3日以内に返信があるところがオススメです。
電話や、実際に店舗を訪れた時には、
「担当者との相性」も重要です。
・話しやすいかどうか
・熱心に話を聞いてくれるのか
・迅速に対応してくれるか
など人間的な部分はもちろんですが、
・法律の規制が多くある不動産の知識はどうか
・不動産業に必須の資格「宅地建物取引士」をもっているかどうか
・地理に詳しいかどうか
などの能力的な部分も知る必要があります。
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HPの有無について
不動産を購入するお客様は、地元の人とは限りません。
・退職してUターンで地元に帰って来る人
・転職や、独立などで住み替えを検討している人
・その街の雰囲気や景観に憧れていて、引っ越してくる人
など売却にでた不動産の周辺住民以外も購入を検討している方は多いです。
地元への広告では、
新聞の折り込みチラシやスーパーなどに置かれる情報誌などがありますが、
周辺住民以外への広告媒体として活用されるのは、HPです。
HPがない不動産業者では、
HPがある業者に比べ周辺以外からのお客の取り込みが難しいので、
HPがあった方が売却の際に有利です。
そのため、HPを作成しているかどうかを確認することをオススメします。
HPがある場合にチェックしたいことは
・見やすいHPを作っているか
・写真を綺麗なものを使っているか
・まめに更新しているか
・検索しやすいか
などがあげられます。
物件を直接確認する以外に物件の見た目を確認できるのは、
写真や動画です。
不動産も第一印象が大切ですので、
どんよりした曇りの日の写真より、晴れた日の写真の方が物件が映えます。
同じ物件でもそんなちょっとした違いで、
問い合わせが来なかったら損をしてしまいます。
こういったちょっとした気遣いのできる不動産業者に売却を依頼すれば、
よりお客様の満足のいく売却につながるのではないでしょうか。
また、HPに顔写真などのプロフィールや、ブログなどがあれば
その会社の考え方や雰囲気がわかるのでなお良いでしょう。
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大手と地域密着型の不動産業者の違いについて
レインズ(※)や地域ごとの宅建組合によって昔ほど、
大手と地域密着型の不動産業者との情報量との差はなくなってきました。
レインズや、地域の不動産業者で構成される宅地建物取引業協会などでは、
物件情報を他の業者と共有することができるので、
その物件を他社と協力して売却することも可能となっています。
昔は全国に支店のあるような大手の企業しかできなかった情報ネットワークを、
今は個人の不動産業者でも駆使できる時代になったということです。
※レインズ:宅地建物取引業者だけが閲覧できる不動産情報。
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大手の不動産会社の強みとは?
→豊富な資金力やブランド力、
これまでの膨大な顧客情報を持っている。
一年前に2,000万円の中古住宅を探しに来たお客様がいた場合、
その時にお客様が希望する物件を持っていなくても、
その顧客情報はデータベース化して持っているのです。
顧客リストの数の多さが大手の不動産会社の強みではないでしょうか。
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地域密着型の不動産業者の強みとは?
レインズや地域の業者間のネットワークがあることで、
大手との情報量の差は少なくなったといっても、
ブランド力や資金力では、劣ってしまいます。
では、地域密着型の不動産業者の強みとはなんでしょうか。
→地元出身者が多い。
転勤がある大手の会社とは違い、地域密着型の会社では、
その地域で生まれ育っているケースがほとんどです。
そのために、地元住民しか知りえないニッチな情報や、
自分の知り合い以外にも家族や親せきからの紹介も珍しくありません。
友達からの紹介や、友達の知人を紹介してもらうケースも多いのです。
不動産は高額なものなので、転勤の多い大手の不動産業者よりも
ずっと地場でやっている会社に頼みたいという方は多いのです。
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一概にどちらが良いというのはありませんが、
専任媒介契約(※)を結ぶと、売却を頼めるのは1社のみです。
大手と地域密着型の業者の違いをよく考えて検討したいですね。
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免許の見方について
宮崎県知事(11)第2050号
↑これは弊社の免許番号ですが、どういう意味があるのでしょうか。
免許には都道府県知事免許と国土交通大臣免許があります。
1つの都道府県のみで事務所を構えるなら都道府県知事免許
2つ以上の都道府県にまたがり事務所を構えるなら国土交通大臣免許
となります。
( )の中の数字は免許の更新回数です。
今は5年に1度の更新がありますが、
以前は3年に1度の更新頻度だったようです。
( )の中の数が大きいほど営業年数が長いということになります。
しかし、個人の不動産業者を法人に変更した場合はどんなに更新していても
また(1)からスタートとなるので、一つの目安として覚えておけば良いでしょう。
最後の第○○○○号は業者各々の免許番号です。
以上が不動産会社の選定をする際にチェックしたいポイントです。
不動産業者の選定に迷ったら、
まずはメール、電話、事務所に出向くなど、
不動産業者に対してコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。
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