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もう失敗しない物件選び、大丈夫!これさえ知っとけば間取りは安心!!
雲一つない快晴の中、
物件の写真を撮りに行きました。
今日はじんわりと汗がにじむような暑さです。
熱中症にならないようにこまめに水分補給したいところです。
本日は間取りについて書きます。
僕は最近まで間取りについて全く知りませんでした。
不動産の広告でこんなの見ませんか?
1DK,1LDK,2LDK…
なんとなく2の方が数字が多いから広そう!!
僕はこんな漠然としたイメージを持っていました。
LやKやDというのは略称で正式には以下の通りです。
「L」Living(居間・リビング)
家族が集まるくつろぎの場で,お客様を迎え入れる場のこと。
「D」Dinning(ダイニング・食堂)
家族が食事をするスペース。
「K」Kitchen(調理場・キッチン)
台所、調理場としてのスペース。
「R」Room
居室のスペース。
「S」Service room
建築基準法上の居室としては認められない部屋。
※もともとは納戸扱いの部屋。
まとめるとこんな感じです。
○K→(部屋)数+キッチン
○DK→(部屋)数+ダイニング・キッチン
○LDK→(部屋)数+リビング・ダイニング・キッチン
1Kなら1部屋+キッチン、2Kなら2部屋+キッチンとなります。
1Rという表記も見かけると思いますが、
1Kとほとんど変わりません。
1Rと1Kの違いは、
居室とキッチンの間に仕切りがあるかないかです。
では、
都城市の物件の間取りではあまり登場しない
「S」サービスルームとは…
建築基準法上の居室
(洋室、和室、こども室、寝室、リビングルーム、ダイニングルームなど)
ではない部屋です。
建築基準法によると、
「床面積の1/7以上の採光のための開口部(窓)
がなければ居室表示してはならない(部屋数に含まない)」
となっています。
そのため、不動産業界では、
居室の条件を満たしていないスペースのことを
「S(サービスルーム)」と呼んでいます。
昔は納戸(なんど)と呼ばれていましたが、
マンション等のかっこいいチラシに納戸はないでしょう!!
ということからちょっとオシャレに
「S(サービスルーム)」と表記されるようになりました。
※ルームサービスではありません!
S(サービスルーム)はテレビや電話回線を引いていない、
空調設備がないなど、
普通の部屋に設けられている設備がない場合が多いので、
借りる(買う)際には注意が必要です。
このように、間取りではアルファベットで、
その場所にどんな機能があるのかを表現します。
LDKならリビング・ダイニング・キッチンの機能を満たす広さも必要です。
そのため、広さは、KよりもDK、DKよりもLDKが広いことになります。
しかし、ごく最近までDKとLDKの明確な広さの基準はなく、
なんとなく狭いとDK、広いとLDK
という感じでどんぶり勘定で判断されていました。
このままではマズい、
ということで2011年11月より公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会より
明確な基準が公表されました。
例えば、
居室が1つとキッチンがある部屋が5畳なら1DK
居室が2つとキッチンがある部屋が5.5畳なら2K
というように表記されます。
ちなみに1畳は1.62㎡以上でないと、
1畳とカウントしてはいけないようになっています。
そのため10㎡だと
10÷1.62=6.1728………
なので6畳と表記します。
と言っても、
不動産業界はまだこの基準が十分に浸透していないというのが現状です。
1つの目安として上記のことを覚えておくと、
役に立つときが、来るかもしれません。
間取り1つとっても奥が深いですよね。
しかし、
間取り図だけでは、本当の物件の状態がわからないので
気になる物件は実際に現地で確認するのがベストです。
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